男性特有のコンプレックスを解消する!包茎手術の種類と具体的な方法
大人になっても亀頭に包皮が被っている場合、それは包茎です。
包茎を放置すると、さまざまなトラブルが起こるだけではなく、心理面でも負担がかかることになります。そうなる前に医師に相談しましょう。
ここでは、包茎手術の種類と具体的な方法についてご紹介します。
包茎の種類
男性器は、一定の年齢になると亀頭が露出するようになるのですが、大人になっても亀頭に包皮が被ったままになることがあります。これが「包茎」です。
包茎にもさまざまな種類があるので、確認しておきましょう。
仮性包茎
平常時は亀頭に包皮がかぶっていますが、勃起すると露出します。ただし、軽度から重度まで幅広く、重度の仮性包茎は勃起しても亀頭のほとんどが包皮に覆われたままです。
亀頭を覆っていない包皮口が狭い場合に無理に剥いてしまうと、包皮が腫れて元に戻せなくなることがあります。
カントン包茎
亀頭を覆っていない包皮口が狭くなっている状態をカントン包茎といい、仮性包茎の一種とされています。
平常時には、手でなんとか亀頭を露出させることができますが、無理に剥くと亀頭の根元が包皮に締め付けられて、元の状態に戻せなくなることがあるので注意しましょう。
真性包茎
真性包茎は包皮口が非常に狭い、あるいは包皮と亀頭が癒着しているなどの理由によって、手で亀頭を露出させることができません。また、亀頭が常に包皮に覆われていることにより、亀頭に異常が起きても気づくことが困難です。
そのため、気づかないうちに亀頭のトラブルが悪化することもあるため、自覚のある方は早めに治療を受けるようにしましょう。
包茎手術の必要性
包茎の中でも、仮性包茎は基本的に治療の必要はありません。ただし、包皮と亀頭の間に垢が溜まりやすいため、炎症や痛みが起こりやすくなります。このような場合は、治療を受けた方がよいでしょう。
カントン包茎の場合は、自分ですぐに包皮を元に戻すことができれば、治療は不要です。自分で戻すことができない場合は、早急にクリニックを受診してください。
そして、真性包茎は痛みや炎症のリスクが高まるだけではなく、陰茎がんになりやすくなるとの報告もあるので、早期に治療を開始することが大切です。
包茎手術の種類
包茎手術には、次の3つの方法があります。
・亀頭直下埋没法
こちらは、全国に21院展開している中央クリニックが発表した、近年最も評価の高い方系の手術方法です。亀頭直下の環状溝と呼ばれる部分から余った皮を切除する方法で、傷跡が目立ちません。
とにかく自然な仕上がりにしたいという方に、おすすめの方法となっています。
・環状切開術
包皮を輪状に切除することで、亀頭を露出させる治療法です。陰茎の裏筋を取り除かずに行うため、性的感度の低下が少なくて済みます。
ただし、陰茎の途中から先端の色調が合わなくなることもあるので注意が必要です。
・背面切開術
包皮の狭いところに縦に切り込みを入れ、亀頭を露出しやすくする治療法です。後遺症の可能性が低く、短時間で施術を受けられるというメリットがありますが、傷跡が残る場合があります。
これらの治療は、保険適応される場合とされない場合があります。仮性包茎の場合は、炎症や痛みなどのトラブルが起きていない限り保健は適応されません。真性包茎とカントン包茎には保険が適応されます。
仮性包茎の治療では、メスを使わずに接着剤で包皮を固定することもできます。短期間で治療できることがメリットです。
また、カントン包茎や真性包茎の場合、最初から手術をするのではなく、まずは包皮が狭くなっている部分にステロイド軟膏を塗ります。そうすることで、皮膚が柔らかくなるので、自力で包皮を剥けるようになる可能性があるのです。
しかし、治療を約6ヶ月続けても十分に改善しなかった場合には、手術を検討することになります。
どのような治療を受けるのか、メリットやデメリット、術後の生活などについて医師から詳しい説明を受けましょう。納得してから治療を受けることが大切です。
おわりに
包茎をコンプレックスに感じ、大衆浴場を利用できなかったり、性行為に自信を持てないという男性は意外に多いものです。
包茎にはさまざまな種類があり、治療法が異なります。保険が適応される場合もあるので、まずは医師に相談しましょう。
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