VIO脱毛をする前に知っておこう!レーザー脱毛のメカニズムやアフターケア
VIO脱毛をするのであれば、医療レーザーの仕組みを知っておくことが大切です。仕組みを知っておくことで、レーザーの照射後の注意点や痛みなどについて、より深く理解できるようになるでしょう。
脱毛には、日々の自己処理の手間を省けることや、露出度の高い水着や下着を着られるようになるなどのメリットがありますが、全くのリスクなく脱毛できる訳ではありません。安全に脱毛を受けるためにも、しっかり確認しておきましょう。
ここでは、レーザーのメカニズムや注意点、アフターケア、痛みなどについてご紹介します。
レーザー脱毛のメカニズム
毛が黒いのは、黒い色素であるメラニン色素が含まれているからです。レーザー脱毛は、毛のメラニン色素に反応するレーザーを照射する方法で、毛に熱を溜め込ませて発毛組織ごと毛根を破壊します。
毛は、一定の周期で生え変わりを繰り返しており、周期に合わせてレーザーを照射しなければ脱毛の効果が得られません。また、毛は1本ごと毛周期が異なるので、1回のレーザーの照射では希望通りの範囲を脱毛できないわけです。
完全に脱毛するまでには、5~6回の照射が必要とされています。
痛みや副作用はある?
医療レーザー脱毛は、熱によって発毛組織を破壊する方法であるため、どうしても痛みを感じます。痛みの感じ方は人によって異なるので、実際に受けてみなければどれぐらい痛むのかはわかりません。痛みに弱く、心配な場合は麻酔を使用してもらいましょう。
医療レーザーを照射した後は、軽い火傷を負った状態になります。それにより、赤みやヒリヒリ感などの症状が現れる可能性があるでしょう。これは、レーザー脱毛を失敗した訳ではないので心配はいりません。
また、Vラインの毛は太いため、毛穴に炎症が起こることがあります。1~2週間で改善が期待できるので、こちらも心配はいりません。
レーザー脱毛のアフターケア
レーザー脱毛によって赤みやヒリヒリ感が出た場合、どうすればよいのでしょうか。クリニックは医療機関であるため、サロンとは違い薬による対処が可能です。抗炎症薬を処方してもらえるので、指示に従って使いましょう。
また、乾燥すると症状が強くなる傾向があるので、しっかりと保湿ケアをすることが大切です。保湿ケアには、化粧水や乳液、クリームなどを使いましょう。肌に刺激が少ないものを選ぶようにしてくださいね。
なお、レーザーを照射した後は、次のようなことに注意が必要です。
毛抜きの使用
医療レーザー脱毛は、毛根のメラニン色素に反応するので、毛根が無いと効果が低下する可能性があります。そのため、ムダ毛の処理はシェービングでおこないましょう。
なお、2回目からの照射では、事前にムダ毛の自己処理が必要です。
日焼けに注意
日焼けによって肌が黒くなるのもメラニン色素によるものなので、日焼けをした肌にレーザーを照射すると、火傷のリスクが高まります。そのため、毛根に十分なダメージを与えられる出力で照射できなくなることも。
脱毛期間中は日焼けに注意しましょう。VIOは普段は露出しないので日焼けの心配は少ないですが、日焼けサロンなどで人工的に焼かないようにしてください。
保湿をする
肌が乾燥した状態では刺激を受けやすいため、肌トラブルのリスクが高まります。肌トラブルが起きた肌にレーザーを照射する場合、出力を下げればならず、脱毛効果が低くなってしまう場合も。
デリケートゾーンは皮膚が薄く、刺激に弱いので、他の部位よりも念入りにケアをしましょう。
おわりに
レーザー脱毛は、蓄熱によって発毛組織を破壊する脱毛方法です。熱で破壊するという仕組みであるため火傷のリスクがありますが、抗炎症薬を処方してもらえるので特に心配はいらないでしょう。
脱毛期間中は、日焼けや乾燥による肌トラブルに十分注意してください。
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