鏡を見るたびに生え際が気になる…薄毛の原因はAGA？セルフチェックと対策法とは | お悩みメンズ館in千葉

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薄毛にはさまざまな種類があります。特に生え際の薄毛は目立ちやすく、進行すればするほど治療が困難になるため、早めに治療を開始することが大切です。治療の必要性を知るために、まずはセルフチェックをして、生え際が後退していないかどうか確認しましょう。

ここでは、生え際が後退してしまう原因や対策、薄毛になっているかどうかのセルフチェックの方法について解説します。

薄毛の種類

薄毛には、額や頭部がどのように薄毛になっていくかで呼び名が変わります。代表的なものは、M字・U字・O字です。

M字ハゲは、前頭部の左右が額がM字に退行することです。U字ハゲは、額が中心から丸みを帯びてUの形で後退していきます。これらは、ある程度の長髪であれば目立ちにくいものの、短髪だとすぐにわかってしまうでしょう。

O字ハゲは頭頂部から進行する薄毛であり、初期段階では額に影響はありません。しかし、薄毛が進行していくと、上述したM字かU字どちらかの症状があらわれることが多く、最終的には生え際にもその影響が及び、頭全体の薄毛に繋がってしまうでしょう。

生え際のセルフチェック

前頭部の左右は、基本的には誰でも少しだけ退行しています。まずは、自分の生え際がどうなっているか確認しましょう。

まずは、次のようにセルフチェックしてください。

(1)鏡で顔を見る
(2)目を見開いたまま眉を上げて額にシワを作ります。
(3)額にできた最も上にあるシワが額と頭皮の境界線です。
(4)そのシワの上に指1本を置いて、2本以上入るだけのスペースがある場合は、薄毛が進行している可能性が高いです。

生え際が後退していく原因

おでこが広くなってしまう原因の多くは、男性型脱毛症です。これは、ジヒドロテストステロンという男性ホルモンによって引き起こされます。

ジヒドロテストステロンは、男性ホルモンの一種であるテストステロンが毛乳頭細胞の5αリダクターゼの影響を受けて生産されるものです。ジヒドロテストステロンは、毛乳頭にある受容体と結合することで、脱毛因子の情報伝達を行うタンパク質を増加させます。

すると、髪のヘアサイクルが短縮されて、髪が丈夫に育つ前に抜け落ちてしまうようになってしまうわけです。毛は1本ずつサイクルが異なるため、一気に抜け落ちることはありません。しかし、男性型脱毛症を放置すると、次々と毛が抜け落ちていき、やがて前頭部の左右が退行してしまいます。

薄毛は遺伝するのか

男性ホルモンは男性であれば誰にでも当然備わっています。では、なぜ薄毛の人とそうではない人がいるのかというと、ジヒドロテストステロンを作り出す5αリダクターゼの分泌量に個人差があるからです。

5αリダクターゼが分泌されやすい体質が遺伝することで、男性型脱毛症になりやすくなります。

有効な薄毛対策

いかなる症状の薄毛においても、予防するためには5αリダクターゼの分泌を抑えなければなりません。男性型脱毛症の治療薬によって5αリダクターゼの分泌を抑えることができるので、進行する前にクリニックを受診することをおすすめします。

実際に男性型脱毛症にならなければ、自分が5αリダクターゼを分泌しやすい体質かどうかわかりません。できるだけ男性型脱毛症のリスクを下げるために、生活習慣や食生活を整えましょう。

生活習慣

不規則な生活はストレスに繋がり、ストレスは自律神経のバランスを崩す要因となるものです。自律神経は全身の機能を調節しており、バランスが崩れると頭皮の血流が悪化します。すると、頭皮に十分な栄養が供給されなくなり、薄毛のリスクが高まるのです。

また、睡眠中には頭皮や髪の状態を回復させたり髪を育てたりする成長ホルモンが分泌されます。そのため、睡眠不足は脱毛症が進行しやすい状態です。少なくとも、6時間以上は睡眠をとるようにしましょう。

喫煙

タバコに含まれるニコチンは、中性脂肪の合成を促すものです。喫煙により、悪玉コレステロールが増加しますが、それにともなって身体がタウリンを生産します。

このタウリンは、髪を作るために必要な栄養であるため、悪玉コレステロールの処理に使用されることで頭皮への供給率が低下し、薄毛に繋がる恐れがあるのです。

食生活

髪を育てるために必要なビタミンやミネラル、タンパク質などをしっかりと摂取しましょう。ファストフードやコンビニ食ばかりの食生活では、栄養が偏ってしまいます。

おわりに

生え際の後退は、男性型脱毛症によって引き起こされます。前頭部の左右が退行していないかセルフチェックしてくださいね。

男性型脱毛症が疑われる場合は、早めにクリニックを受診しましょう。